こんにちは。Ryotaです。
今年は例年より桜が早く開花しそうですね。お花見は日本特有の文化として認識されており、訪日外国人旅行客も、お花見をしている日本人を見て文化の違いに驚くことが多いです。
海外では外でお酒を飲んで騒ぐことが法律上禁止されている国が多く、桜を観賞することはできても、桜の木の下にシートを敷いて、お酒を飲みながら楽しむことができない場合が多いです。
そこで、今回はお花見に関する単語や例文をご紹介します。日本特有の文化であるお花見を英語で説明できるようになると、外国人の友達や知人に一目置かれる存在になるでしょう!
それでは、以下の文を英語に翻訳してみましょう。
今年は桜が早く開花することが期待されるため、
新入社員は毎日桜前線をチェックし、お花見の準備で忙しい。
※英語の翻訳例は下の方に載せてあります。
「桜」は英語で?
桜は英語で”a cherry tree”と言います。日本人の場合、桜と言えば「桜の花」を思い浮かべることがほとんどだと思いますが、実は西洋の国々では、”cherry”という単語は「桜の実」を意味します。
外国人は”cherry jam(さくらんぼジャム)”や”cherry pie(さくらんぼパイ)”の様な食べ物を連想するのですね。
そのため、”cherry”だけだと「さくらんぼのことかな」と思われてしまいますので、”tree”を付け加えて言う様にしましよう。
また、桜の花の事を言いたい場合、”cherry blossoms”と言いましょう。「桜の花びら」の事を言いたい場合、”cherry petals”と言えます。
「早く開花することが期待される」を英語で言ってみよう!
「開花する」は英語で”bloom”と言います。”bloom”という単語は名詞では「開花の状態」や比喩的に「全盛期」や「最高潮」という意味もあり、”in full bloom(満開の)”や”in the bloom(全盛期の)”という表現があります。
「桜が満開だ」と言いたいときは「〜の状態になる」という意味の”come into”を使用し、“Cherry trees have come into full bloom.”と表現しましょう。
ちなみに、晩成型の人のことを英語では”a late bloomer”と表現できます。日本語でも「遅咲きの人」と言いますよね。
次に「期待される」ですが、”expect”を使いましょう。”expect”という単語は中学校でも習いますよね。
この単語はかなりの確信がある場合に使用できます。また、日本語の場合、良い事が起こる際に、「期待する」と言えますが、英語の場合、悪い事が起こる際にも”expect”は使用できます。
“expect”の派生語に”life expectancy(平均寿命)”や”expectant mother(妊婦さん)”という表現もありますのであわせて覚えておきましょう。
「新入社員」は英語で?
さて、お花見の時期に大活躍する新入社員ですが、英語では何というでしょう。新入社員は単純に考えて、”new employee”と言いましょう。
他にも”new recruit”や”rookie”という単語もありますが、どちらも「新米」という意味の他に「新兵」という意味もあるので注意が必要です。
また、”newcomer”という単語もありますが、こちらは「新しく来た人」や「初心者」そして「新参者」という意味ですので、社員というニュアンスを強調したい場合、”new employees”が良いでしょう。
「毎日」は英語で?
副詞の意味で「毎日〜する。」と言いたいときは”every day”とします。”every”と”day”の間にスペースを空けるのに注意しましょう。
対して、形容詞として「日々の〇〇」と言いたいときは”everyday”と一単語で表せます。
例えば日常生活のことを英語では”everyday life”と言います。また、一般人のことを英語で”everyday people”と言います。
「桜前線をチェックし」を英語で言ってみよう!
桜前線のことを英語で”the cherry blossom front”と言います。”front”という単語は「最前部」を意味しますが、気象予報士さんが言う場合は、「前線」を意味します。
次に「チェックする」ですが、これは単純に”check”で大丈夫です。ちなみに「〜を情報確認のために調べる」と言いたいときは、”check for”と”check”の後に”for” を付け加えましょう。
例えば「間違いがないかチェックしてくれませんか。」と言いたい場合、”Could you check for mistakes?” と表現できます。
「お花見の準備で忙しい」を英語で言ってみよう!
まず、お花見ですが、”cherry blossom viewing party”と表現できます。”party”は「社交的な集まり」のことをいい、まさにお花見を英語で説明する際に最適な単語です。
“cherry blossom viewing”でも意味を伝えることは可能ですが、「お酒を飲んで騒ぐ」というニュアンスを伝えたい場合、”party”という単語を付け加えて説明するのが良いでしょう。
次に「準備で忙しい」ですが、「準備をする」は英語で”prepare”と言います。”check”と同様、”for”を加えることで、何に向けて準備するかを表現できます。
最後に、忙しいは英語でbusyですね。「〜で忙しい」と言いたい場合、”busy”の後に動名詞を置くことで表現可能です。
This year, cherry trees are expected to bloom earlier, so new employees are busy checking the cherry blossom front every day and preparing for a cherry blossom viewing party.
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は基本単語が多かったですね。特に”prepare”や”check”等の基本単語はセットで使用される前置詞に注意が必要です。基本単語を100%活用し、言いたいことがすぐに言えるように練習しましょう。
余談ですが、お花見でお酒を飲み過ぎて、救急車で運ばれるのも日本特有でしょう。アメリカではパーティー等で無茶し過ぎることを”go overboard”と言います。飲み過ぎない様に気をつけて、楽しくお花見したいですね。
桜 | a cherry tree |
開花する | bloom |
〜で忙しい | busy ing |
桜前線 | cherry blossom front |
〜のための準備をする | prepare for |
お花見 | a cherry blossom viewing party |