「サービス残業」を英語で言ってみよう!

こんにちは。Ryotaです。今回はサービス残業を英語で説明するための表現や例文をご紹介します。突然ですが、以下の文を英語に訳せるでしょうか?

「あの会社は従業員にサービス残業を強要し、ブラック企業のレッテルを貼られた。」

※英語の翻訳例は下の方に載せてあります。

「サービス残業」は日本特有!?

サービス残業、できればしたくないですよね。しかし、日本における1ヶ月の平均的なサービス残業は16.7時間という調査があり、サービス残業が日本で根付いていることが分かります。アメリカでは訴訟問題に発展するケースが多いそうですが、日本ではサービス残業は一つの企業文化として受け入れられている様に思われます。では、サービス残業に関する英語表現と例文を見ていきましょう!

目次

「あの会社」を英語で言ってみよう!

まず、あの会社ですが、“that company”とすると、新聞などで取り上げられて今話題の「あの会社」というニュアンスが生まれます。
“the company”とするとどうでしょう。”the company”の場合、特定の企業について語っているニュアンスです。”the”は共通認識を表しますので、自分だけでなく、相手も知っている時に”the”を使用します。
今回は、新聞などで取り上げられたあの会社という意味で、”that company”を選びました。

「従業員」を英語で言ってみよう!

従業員を表す単語は”staff”、”employee”がありますが、使い分けできますでしょうか。
まず、”staff”という単語は集合的に、社員全員を表します。そのため、一人の社員を表現したい場合、”a staff member”か”a member of the staff”とします。
次に”employee”ですが、「従業員」又は「被用者」を表す最も一般的な単語です。

「雇用者」は英語で”employer”ですので、反対は”employee”とセットで覚えましょう。
ちなみに「雇用する」という意味を表す動詞に”employ”と”hire”がありますが、”employ”が法的な文書にも使用され、正社員として雇うニュアンスがあるのに対して、”hire”はパートやアルバイトを一時的に雇うというニュアンスの違いがあります。

「強要する」は英語で?

“force人 to do”で「人に何かを強要する」という非常に強い意味があります。
また、使役動詞の”make”も使用可能ですが、”force”は”make”をさらに強めた表現です。
“force”を使える場面は、自分の意思に関係なく、そうせざるを得なくなったときや、権力の濫用といった場合です。
また、似た単語に”compel”という単語がありますが、”force”ほどの強制力はありません。
今回は、新聞に取り上げられているほどですから、”force”を選択しました。

「ブラック企業」は通じない!?

サービス残業って聞くと、まず、最初に連想されるのが、「ブラック企業」ですよね。
実はブラック企業という単語は日本でしか通じません。英語で”black company”と言っても、理解されません。
英語ではブラック企業のことを”a sweatshop-type company”もしくは”an exploitative company”と表現します。

この”sweatshop”という単語は名詞で「低賃金で悪条件の職場」という意味があります。
また、”exploitative”ですが、”exploit(を開発する、を搾取する)”という動詞に「〜に富んだ」、「〜的な」という意味の接尾語である”-tive”をつけることで、「搾取的な」という意味の形容詞になります。
接尾語はたくさんありますが、パターンを身につけることで、難しい英単語の意味を文脈から推定しやすくなりますよ。

「サービス残業」を英語で言ってみよう!

サービス残業は日本の企業文化の一つと言いましが、こうした、日本特有の事象を表現するには、英語で説明するしかありません。
英語では残業のことを”overtime work”と言いますが、これだけでは、お給料が発生するものと勘違いされますので、英語でサービス残業を表現する際は、”overtime work without extra pay”と付け加えて説明する必要があります。

他にも、無料を含意する”complimentary”や”volunteer”、そして”unpaid”を”overtime work”の前に書いて、”complimentary overtime work”や”volunteer overtime work”そして”unpaid overtime work”と表現することも可能です。
いずれの表現も、”work”が使われていますが、“work”は不可算名詞となっていますので、”a “をつけない様に注意しましょう。“a”をつけると、「作品」という意味になってしまいます。
ちなみに”complimentary”という単語は「お世辞の」という意味もあります。海外のホテルでは無料のサービスを”free of charge”とは言わず、”complimentary”と表現しています。
少し品が良く聞こえるので、サービス残業の実態からすると、少しニュアンスが違う気もしますが、「無料で残業する」という意味を伝えることは可能です。

「レッテルを貼られる」は英語で?

レッテルとは商品に貼り付ける紙札のことですよね。英語では「はり札」のことを”label”と言います。”label”は名詞だけでなく、動詞としても使用でき、”be labeled (as)”で日本語の「レッテルを貼られる」という意味になります。この”as”は省略可能です。

翻訳例

That company forced its employees to work overtime without extra pay and was labeled a sweatshop-type company.

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は難易度が少し高めでしたね。サービス残業に関する問題は英検でも出題されますので、ご自分で意見が言える様になっておく必要があります。以下、今回の単語や英語表現をまとめました。

サービス残業overtime work without extra pay
ブラック企業a sweatshop-type company, an exploitative company
レッテルを貼られるbe labeled (as)
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