「ゴールデンウィーク」の英語表現を学習しよう!

こんにちは!Ryotaです。
もうすぐ「ゴールデンウィーク」ですね!

ゴールデンウィークは今では外国人でも知っている人がいますが、実は和製英語なんです。
この言葉の由来となったのは「ゴールデンタイム」、つまり視聴率が一番高い時間帯ですね。
残念ながら、ゴールデンタイムも和製英語で、英語では”prime time”もしくは”peak viewing time”と表現します。
今年のゴールデンウィークは5月1日と2日を休むことができれば、9連休もできますね!
この連休を利用して旅行に行くのも良いですが、テストに備えてお家で英語の勉強も良いでしょう!

それでは、早速ですが、以下の翻訳に挑戦してみましょう!

日本では、4月末から5月初めにかけて、「ゴールデンウィーク」と呼ばれる独特の連休があり、日常の煩わしさから逃れたい、勤勉な日本人に良い機会を与えてくれます。この連休は、「しょうわの日」「憲法記念日」「みどりの日」「こどもの日」で構成されています。

目次

「ゴールデンウィーク」を英語で説明しよう!

さて、ゴールディンウィークを英語で説明する際、“Golden Week”だけだと、和製英語のため、この連休の存在を知らない外国人には伝わりませんよね。
そこで、今回は、「独特な連休」という風に、英語で説明してみましょう。独特な連休を英語で表現すると、”unique consecutive holidays”となります。

「ゴールデンウィークと呼ばれる」という風に、後ろに”called Golden Week”と付け足しても良いでしょう。また、ゴールデンウィークはいくつもの祝日から構成されていますよね。そのため、”holidays”と後ろに”s”をつけることを忘れないように気をつけましょう。

さらに、「4月末から5月初めにかけて」と説明したい場合は、分詞構文を使いましょう。分詞構文とは一言でいうと、「副詞の働きをするもの」ですが、それだけではピンときませんよね。分詞構文は原則、「接続詞を使って2つに分解できる文を、それらの文の主語が同じの場合、つなぎ合わせることができる」という性質を持っています。

今回の場合、「4月末から5月初めにかけて」を分詞構文で表現すると、” Starting from the end of April into the beginning of May, unique consecutive holidays 〜”と表現できます。Startingからコンマまでが分詞構文です。訳し方はたくさんあるので、文脈から一番しっくりくる訳し方ができるようになれば良いでしょう。今回は英訳ですが、分詞構文を使用することで長い分がスマートになりますよ!


ゴールデンウィークは4つの祝日から構成されていますが、皆さん、全て言えますでしょうか。まず、昭和の日(Shouwa Day)、憲法記念日(Constitution Memorial Day)、みどりの日(Greenery Day)、そしてこどもの日(Children’s Day)ですね。以下に4つの祝日の英語表現とそれらの祝日の意味をまとめましたのでご覧ください。

昭和の日(4月29日):Shouwa Day(April 29)
昭和天皇(Emperor Shouwa)の誕生日。

憲法記念日(5月3日): Constitution Memorial Day (May 3)
日本国憲法(The Constitution of Japan)が施行された(enforced)ことを記念。

みどりの日(5月4日):Greenery Day (May 4)
自然に親しんで、その恩恵(blessings bestowed by nature)に感謝し、豊かな心をはぐくむ日。

こどもの日(5月5日):Children’s Day (May 5)
こどもたちが元気に育ち(grew up healthy)、その成長をお祝いする日。

“Provide”を使いこなそう!

「与える」を和英辞書で調べると多くの英単語が出てきます。今回は「良い機会を与える」ということですので、「(必要なものを)与える」という意味の”provide”を使用しました。provideの使い方は以下の4つを押さえておくと良いでしょう。

provide+目的語:〜を与える。
The consultant provided a solution to the problem.
(そのコンサルタントはその問題に対する解決策を与えた。)

provide A(人) with B : A(人)にBを供給する/提供する。
He provided us with lunch.
(彼は私たちに昼食を提供した。)

provide B for A(人): A(人)にBを供給する/提供する。
He provided lunch for us.
(彼は私たちに昼食を提供した。)

provide A(人)B:A(人)にBを与える。
She provided us food and drink.
(彼女は私たちに飲食物を与えた。)

「日常の煩わしさから逃れる」を英語で言ってみよう!

「日常の煩わしさから逃れる」は訳しにくいと思いますが、” get away from it all”という便利な英語表現があります。「全ての嫌なことから逃れる」が直訳で、”it”の一語だけで、「日常のストレスや嫌なこと」を表します。
ちなみに、”get away”だけだと「離れる/逃れる」といった意味になりますが、”get away with〜”とすると、「〜を持ち逃げする/〜の罰を逃れる」という意味になります。

以下に例文をご紹介しますので、ご参考にして下さい。

He got away with cheating on the final exam.
(彼は期末試験でカンニングをやってのけた。)

He got away with a small fine.
(彼は少しの罰金で済んだ。)

「勤勉な」を意味する英単語。

「勤勉な」を意味する英単語はいくつかありますが、まずは”diligent”、”industrious”、そして”hardworking”の3つを押さえておくと良いでしょう。
diligentは「仕事や任務に慎重に取り組む」というニュアンスがあります。
industriousは「習慣的、または性格的に勤勉な」というニュアンスがあります。

hardworkingは「一生懸命に仕事などに打ち込む」といったニュアンスがあり、3つの中では一番口語的です。今回はこのhardworkingを使用して”hardworking Japanese”としました。hardworkingはdiligentとほぼ同じ意味ですので、”diligent Japanese”と訳しても大丈夫です。

ちなみに、”Japanese”は日本人という意味ですが、単数形で”a Japanese”と言うこともできますし、Japaneseだけで「複数の日本人」と言う意味を表すこともできます。“hardworking Japanese”と無冠詞で表現することで、日本人を概観した言い方になります。

対して、”the hardworking Japanese”とすると特定の日本人のグループに絞った言い方で、「勤勉さで有名なあの日本人の集団」と言ったようなニュアンが生まれます。

翻訳例

In Japan, starting from the end of April into the beginning of May, unique consecutive holidays called “Golden Week” provide hardworking Japanese with good opportunities to get away from it all. This holiday-studded week consists of Shouwa Day, Constitution Memorial Day, Greenery Day, and Children’s Day.

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はゴールデンウィークの英語表現をご紹介させていただきましたが、”get away from it all”や” provide”等は知っておくと応用が利きますよ。一つの単語を覚えるだけでなく、できれば、辞書などで調べて、その単語がどの様に使用されるかまで勉強しましょう。さあ、もうすぐゴールデンウィークですので勉強する時間のある方は、この機会に是非、お家で辞書と友達になりましょう!

ゴールデンウィークと呼ばれる独特の連休unique consecutive holidays called “Golden Week”
勤勉な日本人hardworking Japanese
日常の煩わしさから逃れるget away from it all
連休holiday-studded week


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次